「君、うちのことナメてるの?」と言われました。
2019年1月15日。
自分の人生にとって最も不名誉な日になりました。
この記事を見ている方は、サラリーマンであり、公務員であり、
学生であり、また、フリーターの方もいらっしゃると思います。
あまり関係のないと思っておられる方も、
ぜひこの機会にこういうサラリーマンもいるという事を知っていただければと。
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今日、得意先から呼び出しを受けた。
事務所について挨拶をしたあとすぐに、得意先のマネージャー(担当者の上司)より一喝。
「君、うちのことナメてるの?」
一瞬、何が起こったかわからなかったが、状況はすぐに理解できた。
これはまずいやつだ。
理解したときはすでに事務所は凍りついていた。
お叱りを受けた内容は、仕事のクオリティと、〆切についてだ。
私はただただ、相手のお叱りに対して頭を下げながら聞くことしかできなかった。
というか、頭を上げられなかった。
自分は、事務所の床の一点だけを見つめていた。
恥ずかしさと申し訳なさで、今すぐ帰りたいと思った。
会社にはもちろん帰りたくなかった。
会社まで社用車で帰った記憶がまったくないくらい、頭の中で事務所での様子が再生されていた。
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会社に帰ってから全てを話した。
今まで自分の中で言えずに溜め込んでいた悩みも話した。
上司は当件がこうなることについて全てお見通しだったようで、存分に説教を受けた。
自分のよくなかった点について、客観的に色々教えてもらった。
あぁ、人前で叱られるのってこんなにキツイのかと。
悔しいけど、しばらく自分の犯したいくつかの過ちを省みながら、椅子に座ったまま膝の上に置いた拳をぐっと握りしめた。
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事実は事実だからそれはしっかりと受け入れ、その後の業務に励んだ。
気にしてないつもりだったけど、業務は全くはかどっていなかった。
取引先からは一回しか言われていないのに、100回言われたような気がした。
残りの99回は自分の脳内で再生されていた。
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(続きは近日中に書きます)